お金のイラスト

トランクルームには初期費用・月額料金・保証会社利用料など様々な料金がかかります。
中には見えにくい料金もあったりして、月額料金だけ見て契約すると損することも・・・!

そこで、このページでは「どんな料金がかかるか?」から「東京・大阪の料金相場」「安く抑えるポイント」まで徹底解説します。
繰り返し読んで、失敗しないトランクルーム選びをしてください。

トランクルームにかかる月額料金と相場

トランクルームの月額料金は、2,000円〜50,000円程度まで様々です。

価格は以下の要素で決まっています。

  • 部屋の広さ・サイズ
  • 立地(繁華街か住宅街か?駅からの距離)
  • 施設環境・サービス(エアコンの有無、駐車場の有無)
  • 1階か2階以上か(エレベーターの有無)

同じような場所にあるのに価格差が大きいなら、エアコン・冷暖房の有無が違うかもしれませんし、駐車場があるかないのかの違いかもしれません。

他にも、部屋が1階にあるのか5〜6階にあるのかでも値段は違ってきます。
高層階の部屋だと、建物の上層階まで荷運びを行う手間がかかりますからね。

大手トランクルームの月額料金から相場を算出!

上述の要因で月額料金が変わると言っても、目安がないと高いか安いか判断するのは難しいと思います。

そこで、一番大きな変動要因である「サイズ」ごとに大手トランクルームの月額料金を比較しました。
アパート等と同じように場所によっても価格が違うので、東京都(世田谷区)と大阪府(大阪市)の2箇所で表を作成しています。

東京(世田谷区)のトランクルーム料金を比較

キュラーズ
(駒沢・深谷店)
ハローストレージ
(世田谷深沢店)
ハローストレージ
(世田谷パート3店)
タイプ 屋内型トランクルーム 屋内型トランクルーム 屋外コンテナ
ロッカー 4,200円〜
0.5畳 8,890円 7,500円~
1畳 14,210円 12,900円~
1.5畳 19,110円(1.6畳) 18,300円~ 9,900円~
2畳 23,870円 25,400円~ 12,500円~
3畳 36,050円(※3.3畳) 30,400円~ 16,900円~
4畳 43,750円 22,600円~

大阪府(大阪市)のトランクルーム料金を比較

キュラーズ
(新御堂筋・東三国店)
ハローストレージ
(大阪日本橋店)
ハローストレージ
(西淀川店)
タイプ 屋内型トランクルーム 屋内型トランクルーム 屋外コンテナ
ロッカー 1,890円〜
0.5畳 3,780円 5,400円~
1畳 5,950円 7,500円~
1.5畳 8,050円(1.6畳) 10,800円~ 4,200円~
2畳 10,080円 11,100円~ 5,700円~
3畳 15,190円(※3.3畳) 18,900円~ 8,100円~
4畳 18,410円 27,000円~ 12,600円~
8畳 33,040円 34,200円~ 36,000円~

月額料金を安く抑える3つのポイント

  • 保管環境を選ばない荷物なら、屋外コンテナ
  • 安いのは2〜5階の高層階にある部屋
  • 車を持っているなら、都市部・駅近は避け郊外を選ぶ

保管環境を選ばない荷物なら、屋外コンテナ

先ほどの表を見ていただけるとわかる通り、屋外コンテナの月額料金は屋内型トランクルームの半額程度です。

月額料金を少しでも安く抑えたいなら、屋外コンテナ一択でしょう。

ただし、屋外コンテナは保管環境が良くありません。

  • コンテナ内に熱がこもり、暑くなりやすい
  • コンテナ内に湿気がこもり、カビが繁殖しやすい
  • ホコリっぽい
  • 本や衣類など、カビや虫食いが心配な品物
  • パソコンなどの、ホコリに弱い電化製品

の保管には注意してください。

湿気に弱い品物を保管するなら、除湿剤を置く、通気口を塞がないよう気をつけスノコを敷くなど空気の通り道を確保するなど、道湿気対策を行う。

ホコリに弱い製品はビニールで覆うなど梱包に気をつけることで、保管は可能です。

その手間が惜しいようなら、保管環境を気にせず何でも収納できる屋内型トランクルームを選んだ方がいいでしょう。

安いのは2〜5階の高層階にある部屋

トランクルームは荷運びの手間がかかる分、1階より2〜5階の高層階にある部屋の料金が高く設定されています。

これは、屋内型トランクルームでも屋外コンテナでも同じです。

  • 体力に自信のある方
  • 出し入れの頻度が少ない方

は高層フロアの部屋を選んでもいいかもしれません。

注意点としては、エレベーターの有無です。
高層フロアの部屋でもエレベーターがあれば、荷運びはそれほど大変ではありません。

どのトランクルーム会社にも無料で使える台車が用意してあるので、それを押してエレベーターに乗せて運べるからです。

逆にエレベーターがないと、台車があってもあまり活用できません。
階段は荷物を手で抱えて運ぶしかありませんからね。

車を持っているなら、都市部・駅近は避け郊外を選ぶ

当たり前ですが土地の値段が高い分、駅近や都市部のトランクルームは高いです。
安く抑えたいなら、郊外や駅から遠い場所のトランクルームをチェックしてみてください。

注意点は以下の2つです。

  • 車を持っていないと、アクセスしづらい
  • 郊外には屋内型トランクルームが少ないこと

車を持っていないと、アクセスしづらい

トランクルーム会社には荷物運搬サービスもありますが「1度保管したら、解約まで預けっぱなし」という方が利用を想定したサービスです。

頻繁に利用できる料金ではありません。

しょっちゅう出し入れするなら、車を持っていないと利用は難しいでしょう。

郊外には屋内型トランクルームが少ないこと

また、郊外にあるのは屋外コンテナが中心で、屋内型トランクルームはほとんどありません。
デリケートな品物を保管したいなら、必然的に都市部・駅近のトランクルームとなるでしょう。

トランクルームにかかる初期費用の相場

トランクルームの初期費用は、6ヶ月未満の短期利用者にとって月額料金以上に重要です。
というのも、初期費用の相場は月額料金の1.5〜3.5ヶ月分ほどかかります。

もしも、1ヶ月だけ借りたいとすると、
初期費用が月額料金の1.5ヶ月分なら、合計で2.5ヶ月分
初期費用が月額料金の3.5ヶ月分なら、合計で4.5ヶ月分
と、初期費用の合計金額に占める割合は月額料金より大きくなってしまうからです。

6ヶ月未満の短期利用者がトランクルームを安く借りたいなら、月額料金より初期費用に注目してトランクルームを探してみてください。

大手トランクルームの初期費用を比較

初期費用は月額料金のように、立地や施設環境での変動は少ないです。
全店舗一律で決まっているトランクルームが多いので、店舗選びというより会社選びが重要になります。

以下は、大手トランクルーム会社3社について初期費用の目安と内訳を比較した表です。

キュラーズ ハローストレージ ライゼボックス
月額料金の前払い 1〜2ヶ月分(初月日割り+翌月分) 1〜2ヶ月分(初月日割り+翌月分) 契約のタイミングで変動
保証会社利用料
保険料(火災・盗難) ー(保険は無料付帯) ー(保険は無料付帯)
保証金 月額料金の3ヶ月分
契約・事務手数料 月額使用料の1ヶ月分 3,000円
鍵代 2,400円〜3,780円
管理費 4,320円(初月+翌月分)
セキュリティ登録費 2,300円 1,080円(屋内型のみ)
合計 月額料金の約1.5ヶ月分 月額料金の約3.5ヶ月分 月額料金の約4.5ヶ月分

初期費用が安いトランクルームはキュラーズですね。
月額料金の1.5ヶ月分程度で、火災・盗難保険は無料でついてきます。

ライゼボックスは高いように見えますが、保証金は2ヶ月分解約時に戻って来ます(※ 部屋の汚れや破損がなければ)
実質2.5ヶ月分程度なので、キュラーズほどではありませんが、ハローストレージに比べると安いでしょう。

ハローストレージは初期費用は高めです。
短期利用にはあまり向きません。

といっても、大手トランクルームの中では高めなだけで、他の中小トランクルームに比べれば決して高くはありません。

中小のトランクルーム業者には「月額料金」を安く見せかける目的で、注目されにくい「初期費用」を高く設定するところが多いです。

「敷金」「礼金」といった費用が初期費用に含まれていれば、少し怪しいと思ってください。

その他の料金と注意点

トランクルームの支払い料金は初期費用と月額使用料だけではありません。

キュラーズは初期費用と月額使用料だけで他の料金は一切かかりませんが、そんなトランクルームは例外に近いです。

他に、以下のような費用もかかってきます。

  • 更新料
  • 解約料
  • 口座引落とし手数料
  • 保証会社の保証料
  • 盗難・火災の保険料

更新料

1年ごとに請求されるトランクルームが多いです。
料金の目安は月額使用料の0.5ヶ月分です。

大手トランクルームではハローストレージにあります。
1年ごとに0.5ヶ月分を請求されます。

解約料

鍵の交換代金や部屋の清掃費として、徴収するトランクルームがあります。
料金の目安は月額使用料の1ヶ月分です。

大手トランクルームではライゼボックスが保証金からの差引く形で徴収しています。

口座引落とし手数料

月々の支払いを口座振替で行う際の手数料で毎月かかります。
トランクルーム業者で負担してくれるところもあれば、利用者に請求してくる会社もあります。

料金の目安は150円〜250円程度です。

大手トランクルーム業者ではライゼボックスが150円/月で請求されます。

保証会社の保証料

トランクルーム業者によっては、賃料を滞納した時などに代理で返済してくれる「保証会社」とも契約するよう求めてきます。

保証料の目安は、月額使用料の0.5〜1ヶ月程度です。
1年ごとに支払うパターンと、毎月小分けで支払うパターンがあります。

ちなみに、キュラーズとハローストレージは自社でまかなっているようで利用者に負担を求めていません。

ライゼボックスは「保証金」という形で月額使用料の3ヶ月分を預かっています。

盗難・火災の保険料

トランクルーム内で盗難や火災が発生した時に、保証してもらうための保証料です。

トランクルーム業者によって、

  • 無料で付いてくる
  • 有料で加入させられる
  • 任意で加入できる
  • 全くない

の4パターンがあります。

初期費用や月額料金に「保険料」と書いてあるところは、有料で加入させられるパターンなので心配ありませんが何も書いてないところは注意しましょう。

ちなみに、ハローストレージ・キュラーズ・ライゼボックスでは無料で盗難・火災保険が自動付帯しています。

本当にお得なトランクルームを紹介!

以上がトランクルームの料金の概要です。

マンションやアパートを借りることに比べるとマシかもしれませんが、それでも見えにくい料金・わかりにくい料金がたくさんあったかと思います。

あなたも「自分にとってお得なトランクルームがどれか?」わからなくなっていませんか?

そこで、大手トランクルーム会社について「どんな方にお得か?」紹介させてください

キュラーズ

キュラーズを選ぶと安くなる方は以下のような方です。

  • 6ヶ月未満の短期利用
  • 屋内型トランクルームを探している
  • 都市部・駅近でトランクルームを探している。

キュラーズは初期費用が安いため、短期利用に向いています。

また、キュラーズは多くの店舗が自社ビルで、1店舗に多数の部屋があります。
空調設備や防犯・セキュリティシステムを一括管理できるため、1部屋当たりに換算すると運営コストが安くなります。

これにより、都市部・駅近という土地代の高い場所でも安い料金で借りることができるのです。

  • 家のリフォーム・引越し等での一時利用
  • 本・衣類・書類などカビ・虫食いが心配な荷物の保管
  • 趣味のコレクションや第二の部屋として利用
  • 車を持っておらず、電車で利用したい

方はお得に借りれる可能性が高いので、検討してみてください。

詳細はコチラ公式サイトはコチラ

ハローストレージ

ハローストレージを選ぶと安くなる方は以下のような方です。

  • 6ヶ月以上の長期利用
  • 屋外コンテナを探している
  • 地方や郊外でトランクルームを探している

長期利用や屋外コンテナでは「ハローストレージ」が安いです。

月額料金の安さもさることながら、頻繁に「使用料を1年間半額」などキャンペーンを開催しているので上手く活用すれば、料金を安く抑えることができます。
特に、コンテナの2階は1階に比べて荷運びの手間がかかる分、安い料金設定になっています。

少しでも料金を抑えたい方は、ハローストレージのコンテナタイプ(2階)をチェックしてみてください。

また、店舗数が業界No.1なだけあって他のトランクルームが見つからない地域でも探しやすいです。

自宅や会社からのアクセスを重視したい方にとっても、有力候補になるかと思います。

詳細はコチラ公式サイトはコチラ