
家具は以下のようなタイミングで、トランクルームに保管する人が多いです。
- 引越しで、退去日から入居日までタイムラグがある
- 家の建て替え・リフォームの間、荷物を一時保管したい
- 一人暮らしを止めて、実家に帰る際の荷物置場を探している
- 転勤・留学の間の荷物置き場
家具単体で保管するというより、家財道具一式を保管する中に家具も含まれている感じですね。
このページでは、家具をトランクルームに保管したい方に向けて、トランクルームの選び方から、収納の際の注意点まで徹底解説していきます。
トランクルームの選び方
家具類は大きく・重いものが多いです。
- ベッド
- ソファー
- コタツ
- 机
- タンス
- 椅子
- 姿見
- テレビ台
- 本棚・ラック
組み立て式の家具は分解して小さくすることも可能ですが、量が多いと手間もかかりますし、分解できないタイプも多いです。
また、衣類や書籍のようにダンボール箱に詰めて積み重ねることもできません。
比較的広めのサイズが必要なので、トランクルーム選びは
- 広くて安い
- 車から荷運びがしやすい
屋外コンテナが適しているでしょう。
トランクルームとの相性
屋内型トランクルーム:◯
屋外コンテナ:◎
宅配型トランクルーム:△
屋内型トランクルーム:◯
家具は大きなものが多いので、車から台車を使って荷物運び込む屋内タイプは少し大変かもしれません。
ただ、屋内型トランクルームはカビの心配が少ないです。
革や布製のソファー・木製の家具など、カビ・虫食いが心配なものは検討してみてください。
特に、長期間に渡って保管する場合や、梅雨の時期に保管するなら安心できるでしょう。
屋外コンテナ:◎
大きなサイズを借りても料金は安めの屋外コンテナは、家財道具一式を保管したい場合に重宝します。
1階のコンテナを借りて、扉の前まで車で乗り入れすれば荷物の運び込み・運び出しも楽に行えます。
カビ・虫食いリスクのある荷物を保管するなら、長期間や梅雨の時期の保管は少し不安ですが一時利用であれば迷わず屋外コンテナでしょう。
宅配型トランクルーム:△
荷物の運び込み・運び出しの手間がかからないのはメリットです。
しかし、大きな荷物は保管料・配送費用ともに高いので家具にはあまり向きません。
お金に余裕のある方で、体力に自信がないなど荷運びを避けたい方は検討してもいいかもしれません。
家具の保管に用意しておくといいもの
- ダンボール箱
- 除湿剤
- スノコ
ダンボール箱
組み立て式の家具はバラして乾燥剤と共にダンボール箱に入れましょう。
ダンボール箱に入れることで体積が小さくなり、運びやすくなります。
また、解体できない家具の上に重ねて置くこともできます。
手間はかかりますが、借りるトランクルームのサイズを小さくして月額料金を安く抑えることもできます。
なるべく、組み立て式の家具はバラしてダンボール箱に収納しましょう。
除湿剤
大切にしたい家具はビニールで覆って、中に除湿剤を入れておきましょう。
除湿剤を使う際のポイントは、密閉性の高い空間に入れることです。
トランクルームは、通気性を確保するために通気口があったり、天井や扉の下に隙間が設けられています。
そのため、トランクルームの中にポンと置いていても、除湿剤のガスは隙間から漏れだして十分な効果が得られません。
カビを防ぎたい家具ごとにビニールで覆うなどして、密閉性を高めて利用するといいでしょう。
スノコ
特に湿度が高くなりやすい屋外コンテナでカビ予防に効果的です。
空気の通り道を確保して、湿気が溜まりにくくするためです。
短期利用では必要ないかもしれませんが、半年とか1年以上トランクルームに入れっぱなしなら敷いておいた方が安心できます。
まとめ
以上です。
家具をトランクルームに保管する際のポイントは2つ。
- 大きいものが多いので、広くて安い部屋がいい
- 重いものが多いので、車から荷運びがしやすい部屋がいい
余談ですが、タンスなど引き出しの中身はすべて出しておいてください。
中身が入っていると、運ぶ際に引き出しが飛び出して落ちたり、内容物によっては虫が湧く原因にもなります。
大量の家財道具を保管するなら、屋内型トランクルームと屋外コンテナを借りてカビやすい荷物とそうでない荷物に分けて保管するのもアリです。
トランクルームを借りる前には下見を行い、スタッフさんに相談してみてください。