
このページでは「いくつかトランクルームの候補が見つかったけど、どのトランクルーム会社を選ぼうか迷っている」という方に3つの判断基準ご紹介します。
利用したいトランクルームの候補が決まっていない場合は、以下の記事からご覧ください。
放置期間が長いなら、場所より保管環境が重要
- 引越しに伴い、荷物を一時保管したい
- 家の建て替え・リノベーションが終わるまで荷物を保管したい
- 数ヶ月の海外留学・転勤の間だけ、家を解約するので荷物を保管したい
このように「一度預けると、引き取るまで預けっぱなし」という人なら、多少遠くても保管環境の良いトランクルームを選んだ方がいいでしょう。
出し入れが1回だけなら、多少遠くても荷物を運ぶ手間は大きくないからです。
それよりも、長い間放置されるので荷物関係のトラブルが心配です。
「引き取りに行ったら、毛皮のコートがカビていた」
「配線が錆びてしまったのか、テレビがつかない」
特に、自分で荷物を出し入れするタイプのトランクルームは、荷物の保管場所を貸してくれるサービスです。
荷物を預かってくれるわけではないので、保管している荷物のカビや劣化は保証してもらえません。
荷物の放置期間は長ければ長いほど、家からの距離よりトランクルームの施設環境を重視したほうがいいでしょう。
高温・高湿に弱い荷物は、屋外コンテナタイプを避けるべき
屋外コンテナタイプは、屋外の物置みたいなものなのでエアコンや空調機器は備え付けられていません。
さらに、コンテナは熱や湿気がこもりやすく、特に夏場や6月の梅雨の時期はカビや錆が発生しやすくなります。
そのため、高温・高湿に弱い荷物の保管は避けた方がいいでしょう。
代表的な保管を避けるべき品物は以下です。
- 衣類(着物、毛皮のコート)
- 布団、布製のソファ
- 錆に弱い精密機器
- 五月人形・雛人形
こうした品物を保管したいのであれば空調設備の備わった屋内タイプのトランクルームや、宅配型のトランクルームを検討してみてください。
近所にないなどの理由で、どうしても屋外コンテナタイプを利用する場合は、
- 荷物をつめ込み過ぎない
- 床に直に置かずにスノコを敷く
など、空気の通りが良くなるよう工夫してください。
捨てたくないから保管しているのに、保管している内にダメになってしまっては元も子もないです。
屋外コンテナタイプに預けるものは、CD・DVDや食器類・バイク・車のパーツやキャンプ用品など保管場所を選ばない品物に限定しましょう。
車を持っていない方は、荷物運搬サービスの有無をチェック!
東京の都心部や大阪の繁華街といった、近くで何でも手に入り電車も発達している地域では車を持っていない人も多いかと思います。
そうした方は配送サービスの有無をチェックしてみてください。
大々的にホームページでアピールしている会社は少ないですが、多くのトランクルームでは荷物の配送サービスを用意しています。
たとえば、キュラーズとハローストレージで扱っているのが「レントラ便」というサービスです。
レントラ便は、軽トラやバンを運転手付きで借りれるサービスなのですが、面白いことに運転手が荷物の運び込みも手伝ってくれます。
もちろん、運転だけをお願いすることも可能ですが、女性や体力に自信のない方はありがたいサービスではないでしょうか。
また、自社で運搬サービスを用意していなくても、引越し業者や配送業者と提携しており割引料金で配送をお願いできるケースもあります。
たとえば、キュラーズは「アート引越しセンター」「サカイ引越センター」とも提携しており、それぞれ基本料金20%OFF+様々な特典付きで利用できます。
また、ハローストレージは東都クリエート株式会社と提携して「らくらく運搬サービス」という荷物運搬サービスを用意しています。
車を持っている方でも、家の家具一式など大量の荷物を運ぶとなると大変なので利用を検討してもいいでしょう。
ただし、頻繁に荷物を出し入れする方には向かない方法なので、その点は注意しておきましょう。