カビのイラスト

せっかくトランクルームに荷物を保管しても、カビで使い物にならなくなっては元も子もありませんよね。
しかし、実際にそうしたトラブルは起こっています。

そこで、このページでは
「何故トランクルームでカビが発生するのか?」
「トランクルームでの湿気対策はどうすればいいのか?」
「カビが発生しにくいトランクルームをどう選ぶのか?」

を紹介します。

トランクルームの湿気やカビ、エアコンのことが気になる方は参考にしてみてください。

トランクルームは湿気がこもりやすく、保管物がカビた事例は多い

「トランクルームに保管していた本・衣類・楽器がカビだらけ・・・」
そうした事例は多く報告されています。

カビてしまう原因は大きく2つあります。

  • コンテナの湿気がこもりやすい構造
  • 通気口から雨が吹き込むなどのトラブル

トランクルームに使われているコンテナは、陸上輸送や海上輸送用のコンテナを改造したものです。
元々、長期間の保管を想定した作りになっておらず「密閉性の高い金属の箱」に近いです。

そのため、空気が循環せず気温差によって結露もできます。
そして、結露ができた壁際や、湿り気の高い床からカビが広がっていくのです。

また、コンテナによっては少しでも風通しを良くするため「通気口」を空けてあるタイプもあります。
確かに通気口がないタイプより風通しは良くなるのですが、逆に台風や暴風雨など横殴りの雨が降ったとき、雨が吹き込む通り道にもなりかねません。

実際に、通気口から雨が吹き込んで保管している荷物が濡れた。
そして、乾くまでの間にカビてしまう事例も発生しています。

トランクルームは基本的に「荷物を預かるサービス」ではなく「保管場所を貸し出すサービス」なので、カビが発生しても補償してもらえません。

たとえ、盗難や火災の保険が自動付帯していたり、保険加入が必要なトランクルームでも、保管物のカビは補償の対象外なのです。

カビのトラブルを防ぐ3つのポイント

では、どうすればいいのか?
ポイントは3つあります。

  • コンテナタイプは避ける
  • エアコン(冷暖房や除湿システム)のあるトランクルームを選ぶ
  • 自分でも湿気対策を行う

コンテナタイプは避ける

カビのトラブルが多いのは屋外コンテナタイプのトランクルームです。
寒暖差で結露が出来やすい上に、湿気がこもりやすく空調設備もないからです。

断熱材を使ったトランクルームなどもありますが、室温を外気温±5℃にキープする程度の高価なので、結露の結露を防ぐことはできません。

コンテナタイプを借りるなら、カビや虫食いの心配がない物品を保管するようにしましょう。
本・衣類・書類・絵画・楽器などカビや湿気に弱い品物を保管するなら、最悪カビても構わないものだけに限定してください。

エアコン(冷暖房や除湿システム)のあるトランクルームを選ぶ

カビの心配が最も少ないのはエアコン(冷暖房や除湿システム)のあるトランクルームです。

注意して欲しいのは「空調完備のトランクルームなら何でもいいわけではない」という点です。

空調設備完備を謳っているトランクルームの中には、換気扇を設置しているだけで冷暖房や除湿システムはない会社・店舗もあります。

確かに、空気の流れがあれば多少のカビ予防にはなりますが、常温・常湿なので安心できるとまでは言えません。

「空調完備」のトランクルームを選ぶのはもちろんですが、契約の前に「どんな空調なのか」も確認しておくといいでしょう。

自分でも湿気対策を行う

最後に、自分でできる湿気対策はやっておきましょう。

先ほど紹介した「冷暖房や除湿システムの備わった屋内型トランクルーム」なら自分での対策はなくても構いませんが、家の近くにそうしたトランクルームが見つかるとは限りません。

予算やアクセス面の都合から、コンテナタイプや常温・常湿のトランクルームしか選べない方もいるでしょう。

そうした方は以下の3つは、最低でも実施するようにしてください。

  • 床にはスノコを敷く
  • 保管物はトランクルームの壁に密着させない
  • 除湿剤をトランクルーム内に置く

カビは水の溜まりやすい場所や結露しやすい場所から発生します。
具体的に言うとトランクルーム内の壁際や床です。

なので、壁や床に荷物が触れないよう壁際からは少し距離を取り、床にはスノコを敷いて直接触れないようにします。

また床のスノコは空気の通り道を作り、湿気を溜まりにくくする目的もあります。

最後に、除湿剤は空気中の湿気を少しでも減らすために置いておきます。
カビは湿度が75%〜80%以上の環境で発生しやすいと言われています。

心配な方は、湿度計を持ってトランクルーム見学に行き確認してみてもいいかもしれません。

湿気トラブルなく保管できるトランクルームを紹介

最後に、湿気対策を含む保管環境の良さに定評があるトランクルームを紹介させてください。
それは、大手の屋内型トランクルーム「キュラーズ」です。

キュラーズは全店舗で「キュラーズ・エアーコントロールシステム」という独自の最新空調システムを導入し、湿度を平均60%以下に設定しカビの発生を抑制しています。

カビは室温が75%〜80%以上で発生するので、60%未満だと安心できますね。

また、キュラーズ・エアーコントロールシステムは結露を防ぐため、急激な温度調整をせずに緩やかに適温をキープします。

結露はカビが最初に発生する起点となります。
急激な温度変化で出来やすいので、結露を防ぐことでカビが侵入する起点を抑えることができます。

さらに、本社でも全店の温度・室温をチェック・調整可能なシステムになっています。
もし、各店舗でミスや異常が起こったときはすぐに本社に警告が送られ素早い対応がなされます。

そうした取り組みは、ただの会社の宣伝ではなく実際に荷物を保管している人たちの評判も上々です。

実際に、オリコンのトランクルーム顧客満足度調査では7年連続で1位と評価されています。
最も安心して荷物を保管できるトランクルームと言っても過言ではないでしょう。

  • 本・書籍
  • 服・衣類
  • 楽器
  • 絵画

そういった、保管環境を選ぶ品物をトランクルームに預けたい方は検討してみるといいかもしれません。

詳細はコチラ公式サイトはコチラ