「トランクルームの下見に行こうと思うんだけど、何を確認すればいいんだろう?」
このページでは、トランクルームの店舗見学でチェックすべきポイントを5つ紹介したいと思います。

抑えるべきポイントを抑えることで、実際に荷物を運びこんで利用するときに失敗したり戸惑うことが減ります。

いくつかのトランクルームを比較すれば、自分の目的・用途に合うのはどこか判断する材料にもなるでしょう。
是非、参考にしてみてください。

駐車場の有無と広さ・使い勝手をチェック

多くのトランクルームには専用の駐車場が併設されていますが、中には駐車場がなかったり、あっても1〜2台しか停められない小さなスペースしかない場所もあります。

「先客が居て車を停められない」
「駐車場からトランクルームの部屋・コンテナまで距離があり運び込みが大変」

とならないために駐車場の広さ・使い勝手は事前にチェックしておきましょう。

コンテナタイプのトランクルームなら、扉やシャッター前まで車で乗り付けられればベストです。
大きな荷物なら特に、出し入れが楽ですからね。

空調設備と、部屋の通気口の位置(風通しの良さ)

トランクルームで多いトラブルのひとつが、保管していた荷物のカビや金属類のサビつきです。
カビは湿度が75%以上になると発生しやすくなると言われており、下記のような利用方法では何らかの空調設備があるか、カビない荷物を保管しない限り発生の可能性が高いです。

  • 長期間に渡って荷物を保管しっぱなし
  • 梅雨の時期や夕立の多い夏場の利用

特に、屋外にあるコンテナタイプのトランクルームは基本的に空調設備がありません。
通気口の数や位置を確認して、風通しが良さそうか確認するようにしてください。

そして、カビやすい毛皮や布製品は湿気が溜まりにくい部屋の高い位置に保管するように工夫しましょう。

また、通気口やシャッターの隙間から雨が吹き込まないかも気にしておくといいでしょう。
台風の日にシャッターの隙間から雨が吹き込んで、保管していた荷物の一部がびしょ濡れになった事例もあります。

扉の幅や高さ

特に、大きなサイズのトランクルームを借りる場合に気をつけたい注意点です。

大きな家具や家電、たとえばダイニングテーブルやベッド、冷蔵庫や洗濯機、ピアノ等を保管する場合は扉の幅が荷物の幅より大きいか確認しましょう。

十分入る大きさのトランクルームを借りていても、扉を通らなければ収納できません。

引越しや大型家具を購入する際と同じ注意点ですが、
アパートやマンションなら、いざとなれば窓から釣り上げて搬入できますがトランクルームには窓がないのでそれも出来ません。

後から大きな荷物を預けれないと気づいても遅いので、契約前の下見で事前に確認しておくといいでしょう。

借りれるもの、自前で用意すべきものは何か?

荷運び・収納の際に必要だったり、あると便利な道具はいろいろあります。

  • 台車
  • 収納ラック
  • 段ボール
  • ガムテープ
  • 軍手
  • ぞうきん・布巾
  • ロープ・紐
  • 新聞紙・緩衝材
  • ウェットティッシュ
  • スノコ(空気の通り道を作ってカビ予防に)
  • 埃カバーの布(古いカーテンなどでもOK)
  • スリッパ(トランクルーム内に土足で入りたくない場合)

台車や収納ラックはトランクルームに備え付けのものを借りれるケースもあるので、下見で案内してくれる店舗スタッフさんに聞いてみてください。

収納ラックは特に、トランクルームを解約した後は不要になることも多いのでレンタルで済ませることが出来れば処分の必要もなく楽です。

以上です。
トランクルームの見学・下見で大切なのは、実際に自分が利用するイメージを具体的に組み立てることです。

  1. 契約
  2. 荷物の梱包
  3. 車・運搬サービスでトランクルーム駐車場へ
  4. 駐車場からトランクルームへ運び込み
  5. 借りている間の荷物の出し入れ
  6. 解約した後の荷物の運び出し

具体的に想像すればするほど、後から気づく失敗が少なくなります。

案内してくれる店舗スタッフさんに話を聞くのもいいですね。
たくさんの利用者を見てきているスタッフさんなら、気づきにくい注意点やアドバイスも多く知っているでしょうから。

そう考えると、まずは2〜3個ほどトランクルームの下見に行って比べてみるといいかもしれません。
物件見学したら必ず契約しなきゃいけないわけでもありませんからね。

トランクルームで働いている知人の話では見積りや下見に来た人の内で契約に至るのは約半数ということです。

見積りしたら契約しなきゃと思わずに、気軽に見に行ってみてください。