このページでは、トランクルームの短期利用を考えている方に向けて契約する前の注意点を紹介したいと思います。

以下の状況でトランクルームを検討中の方は、是非参考にしてみてください。

  • 家の解約から、新居への入居まで少し間が空く
  • 新居に荷物が入りきらない
  • 海外転勤や海外留学
  • 家のリフォームで荷物の置き場がない
  • 家族の長期入院や老人ホームへの入居

最低利用期間は何ヶ月?

トランクルームには「最低◯ヶ月は継続利用してくださいね」という決まりがあります。
それが最低利用期間です。

最低利用期間は物件ごとではなく会社ごとに決まっており、短い会社で1ヶ月、長い会社で1年(12ヶ月)ほどあります。
解約を考えるタイミングで「3ヶ月だけ利用したいのに、最低6ヶ月は継続利用が必要だった!」とならないためにも、契約前に最低利用期間はチェックしておきましょう。

大手トランクルーム3社の最低利用期間を紹介すると、ハローストレージは最低利用期間が12ヶ月に設定されているので短期利用は実質不可能です。
キュラーズとライゼボックスなら、最低利用期間は1ヶ月なので短期利用も可能です。

他には、宅配型トランクルームでは大手のヒロイエが3ヶ月または6ヶ月に最短利用期間を設定しています。

解約を申し出るタイミングと解約日をチェック

アパートと同じように、トランクルームの解約も連絡してすぐ出来るわけではありません。
解約希望日まである程度の期間を持って申し出る必要があります。

申し出るタイミングが遅いと希望日に解約できず、1ヶ月分多く借りることにもなりかねません。

解約の申し出は解約月の1ヶ月前までが多い

解約を申し出るタイミングはトランクルーム会社によって異なりますが、一番多いのは解約月の1ヶ月以上前までに申し出る形式です。
他には、申し出た月の月末で解約できるトランクルームもあります。

解約のタイミングは探せば、公式サイトのホームページに書いてあります。
ただし、見つけにくいことが多いのでトランクルームの見学に行った際に聞いてみるといいでしょう。
このサイトでもトランクルーム会社の紹介ページに記載しているので、よかったら参考にしてみてください。

また短期利用を考えているなら、借りる時点で解約の見通しも立っていると思います。
場合によっては、契約の際に一緒に解約の申し出も済ませてしまえば失敗せずに済みます。

解約日は月末で固定が多い

また、解約日は月の末日に固定されているトランクルームが多いです。
10日とか、23日など月の途中で使用を中止しても、日割りで料金が返却されることはありません。

これは、1ヶ月だけ借りたい場合でも同じです。
月の途中から借りた場合は、最短でも翌月末まで借りる必要があります。
たとえば、6月10日〜7月21日まで利用したいのであれば、6月と7月の2ヶ月間借りることになります。
ただし、初月の支払いは日割りで計算されるトランクルームが多いです。
先ほどの例では、6月分は10日〜30日までの20日分が日割り計算で請求されます。

安く借りたいなら、月額料金より初期費用に注目!

トランクルームの料金を安く抑えるポイントのひとつに、初期費用を抑える方法があります。

特に、利用期間が6ヶ月以内と短い場合は支払い総額に占める初期費用の割合が大きくなるので、月額料金より初期費用を重視した方がいいでしょう。

初期費用はトランクルーム会社によって大きく異なります。

  • 敷金
  • 礼金
  • 管理費
  • 事務手数料
  • 鍵の費用
  • セキュリティ登録費

どこのトランクルームでも共通して必要になるのは「当月の月額料金(多くは日割り)+翌月の月額料金」で、その他に上記の料金がかかる形です。

解約手数料が必要か確認

トランクルームの中には解約手数料を徴収するところがあります。
短期利用であれば思わぬ負担になることもあるので事前に確認しておきましょう。

たとえば、スペースプラスというトランクルームは鍵の交換費用や部屋のクリーニング代として解約時に5,000円の手数料がかかります。(※3ヶ月以内の短期利用であれば短期契約届出書を提出することで免除されます)

また、ライゼボックスに初期費用に保証金を支払う必要があります。
解約の際に所定の金額を差し引いて返却されるので、解約手数料みたいなものでしょう。

キュラーズとハローストレージは解約手数料を徴収していません。(※ ハローストレージは最低利用期間が12ヶ月なので短期利用には向きませんが・・・)

大手トランクルームの注意点を表形式でまとめ

最後に、短期利用で注意すべきポイントを大手トランクルーム3社でまとめました。

キュラーズ ハローストレージ ライゼボックス
最低利用期間 1ヶ月 12ヶ月 1ヶ月
初期費用 ・月額料金(初月日割り+翌月分)
・セキュリティ登録費(2,,300円)
・月額料金(初月日割り+翌月分)
・セキュリティ登録費(1,080円)
・管理費(2,160円×2ヶ月分=4,320円)
・事務手数料(使用料の1ヶ月分)
・鍵代(2,400円または3,780円)
・月額料金
・契約手数料(3,000円)
・保証金
解約費用 なし なし 保証金から差し引き
解約の申し出 1ヶ月以上前に連絡 最短で申し出た月の月末 1ヶ月以上前に連絡
公式サイト キュラーズ公式 ハローストレージ公式 ライゼボックス公式

大手3社の中ではキュラーズの初期費用が最も安いです。
月額料金に加えてセキュリティカード発行費(2,300円)がかかりますが、その他は解約手数料も含めて一切かかりません。
即日契約も可能で施設環境も良く短期利用には最も向いているでしょう。

ライゼボックスは月額料金に加えて契約保証金(3,000円)がかかり、保証金は解約時に一部が差し引かれて返却されます。
月額賃料に大きな差があるなら検討してもいいかもしれません。

ハローストレージは最低利用期間が1年(12ヶ月)と長期なので、短期利用には向いていません。
月額料金は比較的安いので、長期利用を考えている人向きのトランクルームですね。

以上です。
トランクルームは借りるのが手間だとか、荷物の運び込みが大変というイメージがあるかもしれません。
でも、実際に借りてみると家を借りるほど面倒ではなく、むしろ駐車場を借りる感覚に近いです。

まずは、気軽に見学を申し込み「トランクルームとはどんなものか?」実際に見ることをオススメします。
自分で調べたり考えるのも大切ですが、実際に見て話を聞かないとわからないこともありますからね。

キュラーズなら「オンライン予約」という形でWebから30秒ほどで見学の申し込みができます。
午前中であれば当日の午後に予約を入れることも可能かつ、見学したその場で即日契約もできます。

別にその場で決める必要もないので、お気軽にどうぞ。